恋の居場所
第24章 幸せの日々
「冬磨!!起きて!! 学校遅刻するわ馬鹿!!」
眠そうにムクッと起き上がりキスをする
冬磨の童貞卒(祝)から一週間
あたし達に愛は深まってます
学校に向かって手を繋いで2人で猛ダッシュ
「もう何であんな寝起き悪いのよ馬鹿!」
「そんなん昔から知ってんだろアホ!」
確かに...幼稚園の時も小学校の時も中学の時も...
そして今でも.....
「てか、遅れたら一生恨んでやる~~~...」
ーーーキーンコーンカーンコーン
間に合った.....。
「じゃあラブラブって感じなのね」
ユマと秋哉君には負け...いや勝ってますもん
「でも良かったじゃん、おっさんの事も忘れれるんだし」
「え..」
そういえばあたしこの一週間一度考えてなかった
考えてるのも可笑しな話だけど..
あの人の事忘れていってるんだ