恋の居場所
第6章 独占欲
ーーーキーンコーンカーンコーン
「本当に誰なんだろぅ春樹君が惚れた子..」
「周りから見たらどう見ても妃巳架と春樹先輩はカップルだからね?
妃巳架なんだってば!」
あたしなわけがないよ。
きっと春樹君はあたしの事妹みたいに見てる
「ユマ~、あたしユマ大好きっ!!」
ギュッとユマにしがみつき抱きしめると同じように抱きしめくれる
「いきなり甘え妃巳架~ フフッ」
「なぁに妃巳架と笹倉はレズってるんだ?」
「いいじゃんかー、冬磨~♪」
あたしの幼なじみの 冬磨(トウマ) もち17歳
「早く春樹君とお喋りした~い♪」
「春樹って3年のか?...」
いきなり険しい顔をする冬磨..
ユマにもそれは分かったみたいでくっついてた体を離し冬磨に聞く。
「あの人は止めといた方がいいぜ...」
「なんで?...」