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恋の居場所

第9章 変な女




そして今日念願の彼氏とのキスの余韻を幸せそうに感じてるあの女の唇にキスをした。




何故したのか自分でも分からない





流石のあいつもいつもの元気はなくなり
涙を浮かべながら消えていった。





やりすぎたかな。






ん...? 携帯が落ちている。





「..あいつのか?」




「あのー。」





携帯を拾うと男の声がした。

あいつの彼氏だ。





「どうしました?」



あえて敬語で言う。





「妃巳架に手出すの止めてもらえますか?」




もしかして見ていたのか?

ククッ 面白い奴だ。






「これあの女の携帯だ。渡してやれ。」






携帯を渡すが、この男の目はずっと俺をとらえている





「俺は手を出したわけではない。

あいつにキスを教えてやったんだ クススッ」





「次あんな事したら黙っておけませんので」






そう言うとクルッと回り空き地を出て行った





「黙っておけない..か」




おもしろい クククッ


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