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恋の居場所

第13章 シェアハウス



1つの空き部屋に入る

まだ殺風景だけどベッドも机もあるしいっか



「ありがとうね...」



「ん。ここに住んでるのは俺と奈々と理沙だけど他の奴らもほとんどここいるから」




仲いいんだね




「なんかさ不思議だよね」




「なにが?」





「あたしとあんたは空き地で出会って
他人なのに当たり前のように話したりして
家まで同じになるんだよ? クスッ」




「そうだな クススッ」




こんなにおっさんを信用しきってるんだもん
普通じゃ考えられないっ!




今日から、ここがあたしの家

お母さんとお父さんとの思い出が詰まった家とはバイバイだけど..

あたしは頑張って生きてく!! うん!!




「じゃ今から学校行ってくる!!」




「え?」




ダダッと外に出て学校に向かう

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