テキストサイズ

それでも、私は生きてきた

第2章 私が何をしたの?

ピッチを手にいれ、
不登校中の昼間、
理解ある塾の先生が
引き受けてくれた。

先生は、勉強以外に
学校に行かない理由や
友達関係の悩み、
ロリータを楽しむこと
色々な話を聞いてくれた。

学校は、
イジメられる為に
行くものじゃない。
学校行かなくていいよ。
代わりに、先生とお勉強しような。

勉強は嫌いだけど、
塾の先生が勧めてくれた
定時制の高校に行く。
と、決めた。

毎日、
昼間は塾。
夜は、
ロリータファッション作り。
休日は、
ビジュアル系仲間と集まる。

母は、
ロリータを楽しむ私を毛嫌いした。
この子は、普通じゃない…。
父は、
女の子らしくて可愛いな。
と、褒めてくれた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ