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それでも、私は生きてきた

第26章 面接

事務所は、普通のアパートの一室だった。

社長と呼ばれて出てきたのは、
30代後半体格の良い男の人だった。

身分証とかは無いんだよね?
なんだか大変だったみたいだね。
寮を希望してるんでしょ?
とりあえず一ヶ月は、我慢して働いてもらっていいかな?
寮を出してスグ辞めちゃう子も居るから。ごめんね。


わかりました。一ヶ月頑張ります。
と、答えて
面接用のプロフィールを書いた。


身分証は無いけど、
生年月日もスラスラ出るし、
見た目も18歳以下には見えないから
信じて採用させてもらうね。

と、社長は笑って言った。

なんとか仕事が出来そうで一安心した。
一ヶ月頑張れば…。

プロフィールをありのままに書いていたら、
風俗だから年齢とかは多少若く設定した方が売れるよ。
実年齢は25歳か…じゃあ、23歳でいこうか。


スリーサイズも社長の判断で、
記入してもらった。

オプション…
少しでも早くお金を稼ぎたい。
その一心で無理をした。

口内射精、アナルいじり、バイブ、ローター、写メ…
一通りのオプションは◯にした。


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