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それでも、私は生きてきた

第82章 検査

後日
紹介状を持ち、
総合病院へ向かった。

受付に向かうと、
すぐ
問診票と同意書の記入を託された。

同意書は、

[難病や癌が発覚した場合、自身で説明を希望するか?]

とゆうようなもの。


余命や重大な病である事を、本人は知りたくなければ家族とだけ…

などと、説明書きの下に

希望する

希望しない

とあった。



たとえ、
難病や癌などと重大な病が発覚した場合…


私は、誰に託すことができるのか。

家族を呼べる身ではない。

友人に背負わせるわけにもいかない。



希望する。

を囲み、
住所、氏名を記入して

受付に返した。

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