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それでも、私は生きてきた

第7章 助けてください。

リュウヤへの想いが
残酷な形で本当に終わった。

自傷行為も
アルコールも
処方薬も
止まらない。

援交も再開した。

抱かれれば抱かれてるだけ、
生きてることを肯定されてる気がした。

その頃のマイブームは、
リストカットをする人達の集まる
個人ホームページ。

リスカ後の血だらけの写メを投稿したり、
自傷行為を愛する人々でチャット。
暇さえあれば、
そのホームページに入り浸った。

たまたま知り合った人に、
リュウヤのことを話した。

辛かった。悲しかった。傷付いた。

男に捨てられた可哀想な私。
を、高校の友人に見せたくなかった。

メールで繋がる「誰か」
名前も顔も性別さえも知らない。

リュウヤを忘れられる方法…
教えてあげるね。
メアドが添えられてきた。

なんとも思わず
直接メールした。

すぐには返信がなかった。

1時間程立った頃

動画とともに
返信があった。

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