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それでも、私は生きてきた

第8章 先生、私死にたい

院内で開かれている、
アルコール依存症のミーティングに参加を始めた。

名前を名乗り、
パスします。

の、一言で何度かやり過ごした。

周りは、
入院患者と通院患者、
院内スタッフのみ。

参加者は、皆、
依存症本人たち。

年配の男性が多い中、
女性の参加は数少ない。

ミーティングルールは、
言いっ放し・聞きっぱなし。

参加をするものの、
何を話していいかわからないし、
聞いていても
専門的な言葉が多く理解できなかった。

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