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それでも、私は生きてきた

第14章 生きれるから、おいで

母に病院に行きたい。
と、相談した時だった。

お母さんは、
もうあんたの事には
協力しないから。
何かあるなら全部、
リハビリ施設の人に相談して。

リハビリ施設の代表の連絡先を
渡された。

迷いはあったものの、
その時
とにかく辛かった。
憂鬱に悩み、
薬の欲求との戦い、
自傷を繰り返しても
楽になれない。
いつもなら、薬の力で
眠りにつけるのに
夜もまともに眠れない。

何をどう話せばいいかも
わからず、
すがる想いで
電話を鳴らした。

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