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抱かれる日々

第6章 花言葉は孤独



あたしは立ち上がり男性に頭を下げる



「くだらない話などして申し訳ございません」



「別にいいよ」




よく見るとあたしと同世代くらいで
少し怖そうだけどカラス色の髪をしたイケメンだ。




「鉱輝ー」




「あぁ?」





鉱輝と呼ぶ声に目の前の男性が返事をした。



鉱輝って...旦那様と奥様の息子様の?





「失礼ですが西条 鉱輝様でしょうか」




「あぁ」






あたしは西条様の息子様に変な話をしてしまった...。





「ご無礼失礼致しました」






「鉱輝置いてくなって」




「わりぃ」





きっと今、目の前に来た男性は鉱輝様の兄である優輝様だ。



優輝様は鉱輝様と違い優しそうな顔で茶色髪のイケメン。




2人の外見などは全く異なるけど
やっぱり顔立ちの何処か似ている




イケメン兄弟なのだ。


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