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抱かれる日々

第7章 花言葉



豪邸の廊下を歩いていると前方に優輝様が見える



やっぱり雰囲気は全然違うわね



一礼してすれ違う





「ねえ」



振り返ると通り過ぎたはずなのに
すぐ真後ろまできていた





「何でしょうか」




「優美ちゃんだっけ?歳いくつ?」





「20です」






誰にも祝ってもらえない意味のない誕生日を今だに覚えてるあたしは愚かね






「って事は俺の3歳下で..鉱輝の奴とタメか」






そうブツブツ言いながら歩いて行ってしまった





何が言いたいのか


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