テキストサイズ

想いは変わらず永遠に

第2章  衝動



 首輪を放された猫は

 ゆらゆらと歩き回ることなく

 定位置に佇んでいる

 主人が戻ってくるのを

 ただ何もしないで待っている

 それしかできないから

ストーリーメニュー

TOPTOPへ