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『ママ』

第9章 お土産

でも親戚に言うと気持ちが楽になり、親戚の前ではカードで話すのを辞めていたが、ばれてからはカードで話すようになっていた。

お店でしたりすると

『こんなところで出さなくても…』

と周りが気になるような発言をされた。


周りを気にしてたらこの子に子育てはしてあげれない。

親戚に話して私が思ったこと。

前までは親戚の前で言葉だけで理解させようと必死だったけど、今の私には魔法のカードをどこでも使える権利を手に入れた気がした。

カードを使うとすんなりしてくれた。


真は『あー、あー、』と何かに気付いて欲しい時にいうが…

それが例え図書館であっても…
カラオケであっても…音量が一緒。


それの調整を教える為に私がしたのは


こしょこしょ話…1
普通に話す声…2
大声…3

と言うように教え指で数字を見せると理解してしてくれた。


でもこの教えが…のちに忘れられない思い出を残してくれた。

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