テキストサイズ

本当の恋

第3章 海の過去。


海には気が多い人も一途にしてしまう…
それくらいの魅力があった。

小さめの身長で細い手足。
透き通るような白い肌。
大きくてくりんくりんの目。
細くてサラサラの茶色い髪。

明るい性格だけどドジなところもある。
天然でもあった。


そのドジさが…
みんな、守ってあげたいと思うのだ。

偉力は最初、海のコトも遊びだったと思う。


だけどだんだん…
本気になっていった。
海に惚れていった。

可愛いというと顔を真っ赤にして照れた。
好きだよ。というと恥ずかしがりながら
「私も…」
と言った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ