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小心者の恋事情。

第12章 ぬけがら。


その日に受け持ったレッスンは、史上最悪のできで、
途中で何回も間違えるわ、愛想もへったくれもないわで
お客さんからクレームが入ってしまった。


フロントで丁寧に対応してくれるわおさん。
私のせいなのに、社員さんが謝ってくれている。


わおさんごめんなさい。


自分がこんなにもヘタレだとは思いもしませんでした。


『はぁ…。』





バカンナ。

まもちゃんだったらきっと、皮肉たっぷりに言うんだろうな…。


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