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小心者の恋事情。

第14章 スマイル0円。


結衣からのメールで、完ぺき目ぇ覚めちゃいました。

たく。朝の4時とかいい度胸してるじゃない。

全然今じゃなくてもいい内容だったし。

さては今日早番ってしってて起こしてくれたのか?

優しい奴め。



――――――――
『さて、
今日もバリクソ働くか。』

「逆セクハラで訴えられるよ(笑)」


珍しく一番乗りのスタッフルームで堂々とナマ着替えを楽しんでいると、最近シフトがだだかぶりのわおさんが登場。


今やこの光景も珍しくないらしい。


怯む事なく爽やかスマイルを頂戴しました。


「早いね?」

『わおさん。スマイル大放出ですね。品切れにはなんないんですか?』

「へ?」

『…こっちの話です。』


「??」


サービス業の鏡だな。
さすが社員さん。


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