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小心者の恋事情。

第14章 スマイル0円。


まもちゃんがいたときは…

なんだかんだ言っても頼りになるし、若干ストーカーちっくなお客さんからもさり気なく遠ざけてくれてたし、立ち位置も常に右側だったし。

何より

自然に笑えてたと思うよ。



゛前は良かった ゛

この言葉って、今を否定するみたいでやだけど。
一人入れ替わるだけでこんなにも変わっちゃうんだなぁ。


・・・まもちゃんに甘えすぎてたか?


先輩になるって大変だ。
新人教育なんて、全くもって向いてない。


社員さん、適材適所だよ!
向井さんを私に任しちゃだめだって!


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