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小心者の恋事情。

第22章 敵襲来。


「………で。


なんでお前らは揃いもそろって俺に相談するわけ(怒)」


『だってまもちゃんがそこにいたから!』

「なんだよそれ、意味わからん」

『ねーどーしよう。
これじゃ仕事にならんよ!』

「お前なぁ…
仕事にならんじゃなくて。
もっと土方の気持ち考えろや。」

『わおさんは子どもすぎる。』

「そーかもしんねーけど、

そんだけお前のこと好きってことだろバカンナ。

好きだから心配なんだよアホが。」


『まもちゃんが好きとか語るのキモイ』

「あのなぁ(怒)」


『ふぁぅ…。
あのメガネさえ現われなければ…。』

「…………

ま、メガネだかなんかしらんけど。
そいつが居なくてもいつかこーゆーことにはなってただろうし。

丁度いんじゃね?話し合えば?」

『なにそれ。意味ぷぅ。』

「あんなぁ…。



お前がバイト続ける限り、たぶんあいつはこうゆう心配を繰り返すってこと。

そのうちハゲるかもな。」

ハゲ!?

うそやだ!

ハゲたらいっそスキンにしてやるんだからね!

「ハゲるのはお前じゃなくて土方がだ。」

・・・心の声にまで答えなくていいから!

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