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小心者の恋事情。

第9章 ライバル。



事務所に入ると
スマホの見ながらなんかいつもより緩んだ表情の

土方。


「なにニヤけてんだ?」


後ろから覗きこむと…

「………」


画面に写る

栞菜の寝顔。


ワオ「お、おはようございます」

マモ「…………お前…」





マモ「や、…いいわ、やっぱ、…」

ワオ「森田くん…


………僕…


平井さんのこと、マジみたいです。」

マモ「…………」


ワオ「森田くんが平井さんのこと好きなのはわかってます。


…また、ライバルですね。」


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