小心者の恋事情。
第10章 不穏な空気。
―ピッ―
『はよーございまぁす!平井です!本日もよろしくお願いしまーす!』
―ザザッ―
「おはようございます!お願いします」
いつもの火曜日。
あれ…?
まもちゃんから返事ない。
いつもどおり遅刻ギリギリの私にに、シーバーで交わされる挨拶とゆう名の罵声が返ってこない。
休み?
な訳ないか。
とりあえずジムジム…
「おはようございます、平井さん」
『あ!わおさん復活?!良かったですね!』
「はい。昨日はありがとうございました。
スヤスヤ寝てたので、勝手に出勤しちゃいましたが…助かりました。」
『いえいえ!それじゃ、まもちゃんにどやされるのでこのへんで!』
軽快なフットワークで事務所を出ようと思ったのに…
パッと手をとられてしまった。
『なんでしょう?』
「森田くんに、言いました。
あなたのことが好きって。」
『・・・?
あの、誰が誰を?で、なんでまもちゃんに?』
「僕が平井さんを。
………あなたのこと、好きになってしまいました。
ライバルの森田くんにも、伝えておこうと思って。」
『はよーございまぁす!平井です!本日もよろしくお願いしまーす!』
―ザザッ―
「おはようございます!お願いします」
いつもの火曜日。
あれ…?
まもちゃんから返事ない。
いつもどおり遅刻ギリギリの私にに、シーバーで交わされる挨拶とゆう名の罵声が返ってこない。
休み?
な訳ないか。
とりあえずジムジム…
「おはようございます、平井さん」
『あ!わおさん復活?!良かったですね!』
「はい。昨日はありがとうございました。
スヤスヤ寝てたので、勝手に出勤しちゃいましたが…助かりました。」
『いえいえ!それじゃ、まもちゃんにどやされるのでこのへんで!』
軽快なフットワークで事務所を出ようと思ったのに…
パッと手をとられてしまった。
『なんでしょう?』
「森田くんに、言いました。
あなたのことが好きって。」
『・・・?
あの、誰が誰を?で、なんでまもちゃんに?』
「僕が平井さんを。
………あなたのこと、好きになってしまいました。
ライバルの森田くんにも、伝えておこうと思って。」