テキストサイズ

小心者の恋事情。

第10章 不穏な空気。

――――――


会話らしい会話をせず、退勤の時間になってしまった。

『ね!まもちゃん!!』

さっさと帰っちゃいそうなまもちゃんを呼び止めてみるも…

何か用?みたいなオーラをムンムン醸し出す森田氏。

だっていつもは上がる時間一緒んときは2人で帰ってたじゃん!


『待って…
一緒に帰ろうよ。』


「今日用事あっから。」

一度もこっちを見ずにスタッフルームから出ていく。


すれ違いで入ってきたのは…

『…わおさん』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ