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愛のため。

第60章 今、願い。

答えは簡単です。




誰にも気を使わせることなく、




私を一人にさせて下さい。




私を休ませて下さい。




私を本当の意味で朝までぐっすりと眠らせて下さい。




そしてそれから私を解放させて下さい。




どちらに向かって私が飛んでいくのかわからないけど。




とりあえず今のこの状態では冷静な判断は下せない。



そう、宙に向かって放り投げる、だけ。

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