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青の水

第10章 流と過去

それが私と流の最後の会話。

そして私が本格的に体を売り始めた境目。

溜まったお金はまだ150万。

まだ足りない、足らない。

お母さんとの重いではまだ遠い。

お母さんのあの、エメラルドのブレスレッド。
大切な人から貰ったんだって、嬉しそうに頬を緩めてたお母さん。

その人の名前、聞いておけばよかった。

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