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青の水

第11章 突然

顔を振り上げると、余裕そうに微笑んでいる。

「んーとね、お宅のお父様、大分ヤバイお仕事に手を付けておりましたので、摘発させていただきました。」

「のっとったの!?」

「んー、潰した、が正しいね。
 ま、ちゃんと従業員はうちの会社で面倒見るけど。」

なんだか話が急にヘビー・・・。

「どこから話してほしい?」

何かを察したのかそういう。

「初めから。」

そういうと、麻基はゆっくりと語りだした。

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