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青の水

第5章 香水。

「明日はカフェでケーキ・・・か。」
冷蔵庫に入れられていた、
冷たい夕飯を温めなおす。

昨日の夕飯、美味しかったなぁ・・・。
口の中で、昨日の味を再現してみる。

ピロりン、ピロリン。
客用の携帯のメール受信音。
渋々開いて確認する。

「麻基・・・。」
夕飯のことを考えてたときにって・・・
なんだか皮肉だ。

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