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寝取られ漂流記

第11章 18歳春

晃佑との関係が終わってからあたしは男を貪った。


晃佑への思いを断ち切るように、毎日のようにエッチした。


今までは誘われないとしなかったけど違う。
積極的に男を食いにいった。


サラリーマン。大学生。同級生。


ちょっとでもカッコいい人を見つけると誘惑して、エッチした。


それでもあたしの思いは満たされない。
体は満たされても心は満たされない。


そんなの分かってた。


別れる前から、ずっと。


でもいざ別れて会えなくなると、やっぱり辛い。


そうやって晃佑の事を思い出すたびに、
それを忘れる為に男を見つけてエッチする。


でもエッチしてる間もいつも晃佑と比べてしまっていた。


気が狂いそうだった。

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