テキストサイズ

寝取られ漂流記

第5章 16歳冬

「この変態」


口癖のように言うその言葉は、
今のあたしには誉め言葉にしか聞こえない


それに、まだ雅章のだって大きいまま。


「だめぇ?」


甘えるような声で雅章を誘う。
雅章ならこのままシてくれる。
そう思ってた。


なのに雅章はあたしの中から抜いてしまう。


「どして?」
「勘違いすんなよ。場所移動すんだよ」


場所?


今更変える事ないのに。


今すぐにここで生ハメして欲しい。


「そんな顔すんなって。ほら、服直すぞ?」


雅章はあたしの気持ちなんて完全に無視で、あたしの制服のボタンを止め出した。


もう、自分勝手過ぎだよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ