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心を溶かして

第3章 大嫌いだ

私は坂井くんと

楽しい時間を過ごした。


相変わらず陣は

無口。

淡々と食事を済ませ

一人お酒を味わっていた。



私は陣とプライベートで一緒に居るのが
嫌だ。

坂井くんが居るから
BARについてきた。



私がいけないの?

私が陣と話さないから…



そりゃあ少しは
陣と話しなきゃとか思うよ。


けど、過去が
脳裏を掠めるんだよ。


あの陣の
言葉が

根深く心に刺さって
るんだよ。







゛お前キモイ ゛

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