Pour mon cher -涙の先に-
第67章 俺からの贈り物
「・・・・・え・・・?」
俺の首に絡める腕を解いて俺から離れようとする彼女を抱き締めそれを阻止する。
「・・何、言ってるんですか?
あ!いつもの冗談ですか?!
それだったらちょっと今回はタチが悪いですよ?」
戸惑ってる癖に、わざと明るい口調で俺の言葉を冗談にしてしまおうとする彼女の気持ちに心が締め付けられて苦しくなる。
冗談・・・。
冗談だったら、俺もこんなに心が砕かれるように痛くないだろうな・・。
なんて。
「冗談。じゃないんだよ?
本気だよ。愛ちゃん」
本気なんだよ・・。
「どう・・・して・・・・?」
首に絡めてた腕を解いて俺の腕の服をギュッと握る彼女。
「私のせい・・ですか?」
震える声で俺の胸の中で呟く。
俺の首に絡める腕を解いて俺から離れようとする彼女を抱き締めそれを阻止する。
「・・何、言ってるんですか?
あ!いつもの冗談ですか?!
それだったらちょっと今回はタチが悪いですよ?」
戸惑ってる癖に、わざと明るい口調で俺の言葉を冗談にしてしまおうとする彼女の気持ちに心が締め付けられて苦しくなる。
冗談・・・。
冗談だったら、俺もこんなに心が砕かれるように痛くないだろうな・・。
なんて。
「冗談。じゃないんだよ?
本気だよ。愛ちゃん」
本気なんだよ・・。
「どう・・・して・・・・?」
首に絡めてた腕を解いて俺の腕の服をギュッと握る彼女。
「私のせい・・ですか?」
震える声で俺の胸の中で呟く。