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Pour mon cher -涙の先に-

第71章 原点から始めましょう

思わず腕を猛司の首に絡め、ぎゅっと力を入れて




「‥ん‥っ・好・‥き‥・・」




必死に猛司の舌に付いて絡ませながら溢れる想いを唇と唇の隙間から伝える。



するとぱっと唇を離して



「ふーん」





な‥何?


何か“気に入らない”みたいな顔に見えるのは気のせいでしょうか‥?




「喋れる余裕、あるんだ?」




フッと意地悪く笑って今度は更に激しく舌を絡める。




何度も何度も角度を変え、強く舌を吸われたり歯茎を舐められたり、唇のラインに沿って舐められたり‥・・



口内を猛司の舌が這い回り占領される。

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