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Pour mon cher -涙の先に-

第72章 Pour mon cher -涙の先に-

「ごめんな?進路変えたせいで寂しい思いさせてしまうな」



暖かくて大きな掌で私の頭を撫でる。




「まさかこんな事になるとは思ってなかったからさ」




??


えっと‥?





?マーク盛りだくさんの顔で猛司を見上げる。





「どういう意味??」


「ん?まぁー‥そのうちな」





何故か濁されて再びぎゅっと抱き締められた。





なんだろう。


気になる‥。





でも…




今はそんな事より、この猛司の温もりに溺れていたい。



なんて思ってしまう。





私も猛司をぎゅっと抱き締め返した。



















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