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Pour mon cher -涙の先に-

第10章 温もり×愛=?

「冗談」

って笑いながら私から体を離し、私と目線を合わせる。



切れ長の綺麗な瞳に吸い込まれそうになる私の頬を細くて綺麗な指で撫でて



「泣かせたみたいだね。ごめん」


と、そっと瞼と頬に優しくキスを落とす。




「い・いえっ……」



思わず恥ずかしさと照れ臭さで俯いてしまう。


同時に、今日の先輩と昨日の先輩の対応が違い過ぎて戸惑う自分も正直居たりして。








……あ!





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