Pour mon cher -涙の先に-
第12章 先輩の隣り
そんな感じでいつものように美鈴とバス停に向かう前に先輩にメールをすると大抵すぐ返信が来てたのに珍しく返信がなく。
忙しいのかなぁ…
なんて思いながらバス停に向かう。
途中何度も携帯取り出してチェックするも“新着メール”の文字は出てなくて。
思わず大きく溜息。
「ゴンから返信ないの?」
さっきから私の行動を見てて分かったのか美鈴は相変わらず鋭い…。
「うん。いつもはすぐ返信くれるんだけど忙しいのかもしれないね」
「………そうみたいね。」
「え?」
急に立ち止まって後ろ振り返る美鈴の目線を追った先には先輩と仲良く腕を組んで歩く杉田さんの姿がそこにあった。
忙しいのかなぁ…
なんて思いながらバス停に向かう。
途中何度も携帯取り出してチェックするも“新着メール”の文字は出てなくて。
思わず大きく溜息。
「ゴンから返信ないの?」
さっきから私の行動を見てて分かったのか美鈴は相変わらず鋭い…。
「うん。いつもはすぐ返信くれるんだけど忙しいのかもしれないね」
「………そうみたいね。」
「え?」
急に立ち止まって後ろ振り返る美鈴の目線を追った先には先輩と仲良く腕を組んで歩く杉田さんの姿がそこにあった。