Pour mon cher -涙の先に-
第12章 先輩の隣り
「何で・・・隣りは私じゃないんだろう・・」
ボソッと思わず吐き出した言葉も美鈴は聞き取ってくれてて。
「愛が望むならゴン今から殴ってこよか!?ついでに杉田も」
なんて言ってくれたけど、流石にそれは。
「ううん。いい。・・・でも、間近で見たくないから・・・」
とまで言うと美鈴は悟ってくれて「行こっ」と先輩と杉田さんがバス停来る前に場所を移動しようとしたその時
「愛ちゃん!!」
後ろから私を呼ぶ声と同時に駆け寄る足音が。
あぁ……この声は……。
「東先輩!今愛は取り込み中なんでダメですよっ!!」
やっぱり。
ここで東先輩が居るって事は…
チラッとバス停に視線を投げると
「あ……」
相変わらず腕を絡まれた状態の重盛先輩と目が合ってしまった。
ボソッと思わず吐き出した言葉も美鈴は聞き取ってくれてて。
「愛が望むならゴン今から殴ってこよか!?ついでに杉田も」
なんて言ってくれたけど、流石にそれは。
「ううん。いい。・・・でも、間近で見たくないから・・・」
とまで言うと美鈴は悟ってくれて「行こっ」と先輩と杉田さんがバス停来る前に場所を移動しようとしたその時
「愛ちゃん!!」
後ろから私を呼ぶ声と同時に駆け寄る足音が。
あぁ……この声は……。
「東先輩!今愛は取り込み中なんでダメですよっ!!」
やっぱり。
ここで東先輩が居るって事は…
チラッとバス停に視線を投げると
「あ……」
相変わらず腕を絡まれた状態の重盛先輩と目が合ってしまった。