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Pour mon cher -涙の先に-

第13章 2回目も雨でした。

とととと取り敢えず、先に謝ってしまえ。


――でも…。




「せん…っ!んんっ……っ」





顔を上げた瞬間、先輩に口を塞がれ深いキスを落とされる。



「ちょっ………」


抵抗しようにもどんどん深く舌を絡めて来て。


思わず理性がぶっ飛びそうに…。



先輩の胸元を抵抗しようと押してた力も徐々に弱って来た時、スッと先輩は私から離れ




「ずっと俺のメール無視した罰」



と言ってポンと私の頭を軽く叩いた。





不覚にも





不覚にもっっ




こんな甘い罰なら何度でも受けてもいいな…なんて思ってしまったじゃないか…。








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