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Pour mon cher -涙の先に-

第14章 一歩進んで2歩下がる?

「そうだよね。普通ヤらないもんね」


ふっと笑って言ったあと



また、私を1番どん底へ落とすにはいとも簡単なセリフを吐く。




「でもね?ヤったからって愛のモノでも何でもないから。そこは忘れないで?」



優しい声は健在のまま、さっきまで甘いセリフを囁いてた耳元で今度は残酷なセリフをさらっと囁く。




…出た。


また【モノ】発言。



てか。




そう言われるのは何となく前のがあるし。

予想してたりしたけど、じゃぁ何で抱くのか。


何で私と付き合ったのか。



そこが本当疑問で仕方ない。





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