テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第15章 嘘と過去

美鈴は眉間にシワを寄せて1回「うーん…」と唸って



「愛…次第かなぁ…」


何じゃそりゃ!


って思わずツッコミたくなる返答だったけど。



でも…


「それって今とかお昼じゃダメなの?」



放課後まで気にしながら過ごすって過酷だよっ?



「んー…ゆっくり話したいからさ。」



美鈴さん


だったらせめて6限目にその情報を耳に入れて欲しかったよぅ


「気に…なるよね?」


「まぁ…そりゃぁ」


「聞きたい…よねぇ?」


「まぁ?それなりに?」


「………行く?」


「行くっ!!」




試験前にサボり決定!






ストーリーメニュー

TOPTOPへ