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Pour mon cher -涙の先に-

第18章 お昼休みはウキウキ・・・??

だって。だって。


先輩が私を見てくれるって凄く何歩も前進だし。


突然降って湧いたチャンス。


自分から手放すわけない。



「大丈夫ですよ。待ってますから」


「ごめん。中途半端には愛の事したくないんだ」


そう言ってぎゅっと自分の方へ抱き寄せる。


もう。


その言葉だけで私はバカだから何年でも待てる。


そんな気がする。



…でもね?


「出来れば年老いてしまう前が理想ですけどね?」


そう言ってニヤッと笑うと先輩はクスッと笑って


「りょーかい」


と同時にまた優しくて甘くて深いキスを私に落とした。




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