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「はぁ？！」

煩いと言われてキレ気味の彼女。

でも、そんなの関係ない。


「一々そんな事言いに来たの？

私、暇じゃないから。」


そう言って、くるりと美鈴と東先輩が待つ席の方向へ体を向けて戻ろうと1歩踏み出した時。



「あんた、名前【愛】なんだってね」


はんっ！と笑って言ってのけた彼女と再度向き合う。


さっきまでの睨みつける顔じゃなく、凄く小馬鹿にしたようなニヤニヤ顔の彼女に表情は変わってて。



「…だったら何？」


彼女を見据えてそう言うと


「身代わり」



は？