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彼女が去ったのを確認して私の傍へ美鈴と東先輩が駆け寄る。


「愛ちゃん大丈夫？」
「愛！大丈夫？！殴ってこよか？！」


２人が心配そうに私の顔を覗き込む。



「あの女、何だって？！」


「あー…うん。あのね？」



私はさっきの一連の流れを先輩と美鈴に全て話をした。


離れない。

身代わり。

全部全部話をした。



「てか、お兄ちゃんと付き合ってるんですよね？」


美鈴が東先輩に質問を投げかける。


「え？うん。そのはずだし猛司もそう言ってたし」


「なのに何でまだゴンにちょっかい出すんだろう…」



「「「謎…」」」