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Pour mon cher -涙の先に-

第4章 バス待つ角には彼の笑顔

それは一行だけのメールだったけど、私にとっては凄く凄く何よりも嬉しいメールで。



思わず窓にへばりついてバスの外からニヤニヤしながら私を見てる美鈴に


“ありがとう!大好きっ!!”


と口をパクパクさせて伝える。


私の口パクを読み取ってくれたのが投げキッスを送ってくる美鈴。



本当に感謝だよぉぉぉ!!!



バスが進み出したから私は再度美鈴の姿が見えなくなるまでバスの中から手を振った。



やっぱり、持つべきモノは親友だぁっ!

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