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Pour mon cher -涙の先に-

第26章 揺れ動く

そして、俺をいつものようにふわっと温かく包み込む。



俺は…



いつしか、この温もりに触れたくて。

温もりに包まれたくなってて。

彼女の温もりに触れ癒されたくなってる自分が居て。


黒い自分が浄化される気分になって…




いつからだろう…




彼女にアイツを重ねず


彼女自身を見て、彼女自身に触れたい。



そう思うようになってた。


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