Pour mon cher -涙の先に-
第29章 お誘いメールの真意
「先輩も今日はありがとうございました!」
ペコッとお辞儀すると、いつかのように頭をワシャワシャ。グシャグシャとされて。
デジャヴ。
「あ‥あの‥‥」
「はははっ!グシャグシャ~♪♪」
でしょうね!!
手ぐしで乱れた髪を整えてると、突然ふわっと温もりに包まれ、柑橘系の匂いが香り一瞬ドキッとする。
「何かあったらすぐ連絡する。1人で絶対泣かない事。
分かったら返事は?」
頭上からの優しい言葉に腕の中で小さくコクンと頷くと、先輩は私から離れ笑顔で手を振って帰って行った。
先輩流の優しさの上での事なんだろうけど。
ドキッとしてしまったじゃん‥‥。
ペコッとお辞儀すると、いつかのように頭をワシャワシャ。グシャグシャとされて。
デジャヴ。
「あ‥あの‥‥」
「はははっ!グシャグシャ~♪♪」
でしょうね!!
手ぐしで乱れた髪を整えてると、突然ふわっと温もりに包まれ、柑橘系の匂いが香り一瞬ドキッとする。
「何かあったらすぐ連絡する。1人で絶対泣かない事。
分かったら返事は?」
頭上からの優しい言葉に腕の中で小さくコクンと頷くと、先輩は私から離れ笑顔で手を振って帰って行った。
先輩流の優しさの上での事なんだろうけど。
ドキッとしてしまったじゃん‥‥。