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Pour mon cher -涙の先に-

第33章 思いがけない告白

「問題山積みじゃないですか。」


そう先輩に言うと、ビシッと私を指差して



「じゃぁ、その問題言ってみ?」



って何故か挑発的な態度。



「だから‥昨日別れたばかりですし」


「お互い気持ちがないのに付き合うのも変ですし」


「私もまだ好きですし」



うん、うんと私の言葉1つ1つ頷く。



「だから付き合うのはオカシイというか‥‥無理ですよ」



さっきまで頷いてたのに、急に勝ち誇ったように胸を張ってみせ。




「問題、どこにもないじゃん」





はぁっ!?

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