テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第33章 思いがけない告白

「だからさっ」


??



「愛ちゃんは笑っていようね。

俺が愛ちゃんの笑顔、守ったげる」





そう言って頭をそっと撫でる先輩の掌は凄く温かくて。




正直。




猛司と別れて寂しくて辛くて仕方がなかった私の心も今は凄く温かくなってて。




その温もりに触れていたくて。





「よろしくお願いします」




俯きボソッと呟くと




「こちらこそっ」




先輩はふわりと優しく笑った。











ストーリーメニュー

TOPTOPへ