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Pour mon cher -涙の先に-

第34章 彼女の隣り

分かりやすいくらい必死に涙堪えてた彼女。



ぎゅっと抱き締めたくなる衝動をグッと抑えてあの場を去った。



それが。



あの場で彼女に出来る最大の優しさかな、なんて思ったから。




だから後ろ髪ひかれる思いであの場を去った。




絶対、泣いてる彼女を1人残して‥‥。




堪らず俺は東にメールをした。


彼女の傍に居てやって欲しい。

と。





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