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美鈴の言葉の中に1つ。


ひっかかる言葉があって。



「私･･猛司への気持ち忘れなきゃいけないんだ･･」



ボソッと呟くように言った私の言葉を美鈴は拾って



「当たり前でしょ？
ゴンはバカ女の元に戻ったんだから。

想うより忘れるほうがなんぼか楽だよ。

私、愛はもう泣いて欲しくないよ？」



と言ってくれた。


ヒカル君も隣りで“うん、うん”と頷く。




「そうだよねー」



はははーって２人に笑ってみせた。




次の恋。か･･