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Pour mon cher -涙の先に-

第35章 名前

そこにいる2人は普通の恋人同士で。



私はダメだったけど、登校を彼女は当たり前のように出来てて。



何だか凄く



彼女と私の【差】



を思い知らされたみたいで・・。




心臓がズキズキ痛い。




「愛ちゃんごめん。俺がもう少し早く・・」



2人を見て固まる私の背後から東先輩の声がして、我に返り振り向くと何故か東先輩が申し訳なさそうな顔してて



そんな気を使わせてる事に申し訳なくなってくる。



だから




「大丈夫ですよー!!」



て笑ってみせたんだけど。




神様はとっても非情だよね。





「あれ?2人で登校??」




私と先輩に気付いた彼女がニヤニヤしながら話掛けてきた。



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