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Pour mon cher -涙の先に-

第36章 それぞれの道

お昼になって。



美鈴と一緒にソフト部の部室向かう。



‥‥そこは。



テニス部の部室とほぼ近い場所にあって。





思わず‥‥。




ついこの間の出来事が頭に浮かぶ。




でも、浮かぶ想い出は何故か


猛司との楽しい思い出のほうで、彼女と何かしてた方の思い出ではなくて。



部室で優しく名前を呼んでくれた事


部室で優しくキスをしてくれた事



それらの幸せだった思い出が頭の中をスローモーションで流れて。




きゅぅっと胸が締め付けられる。








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